できるコンサルタントの現場力

左脳だったらどう考えても無理、という状況に追い込む事で無理やり右脳を働かせるということ。ことあるごとに、「30秒で考えて」という言葉が飛び交う。だからどんな時でもボーっとできない。だがそのたびに、脳が鍛えられる。P&Gで実際に行われている習慣らしい。

自分軸と相手軸とのバランス、 例えば会議でも、打合せでも、つねにその意識がどこかにある。
だから、ものすごく相手を観察している。徹底的に観察する。どういう言葉で反応したかとか、表情とか。それを見て、今日はこれは言うべきではないとか、今日はここまで言ってしまえ、などと判断する。会議全体を上から見るという感じだ。

「自分パワーアップ力」と「組織シナジー力」
「自分パワーアップ力」には、使命感・本質探求力・ポジティブ発想の3つがあり、「組織シナジー力」には、誠実さ・幽体離脱・モチベーション向上力の3つがある。

自分を愛し、自分を神事、自分の力を認めた人だけが、組織にシナジーをもたらすことができる。私は走考えている。そして、やがて自分を超えるときが、必ず出てくる。
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自分は、ミッションを与えられている。それは自分を活用して周りの人を導くことなのだ。そう、自然に思えてくるようになる。

「それは本当に自分らしい意見か? 受け売りじゃないか?」
それが本当に自分のオリジナルの考えなのかを問うことは重量。人は、他人の意見にいつの間にか影響されてたりする。

勘違いして欲しくないのは、仕掛けるだけで仕組みが無い事はまずい。ニーズを聞きまくる仕組みを作る、という事ももちろん重要なことだ。現場力のある企業は「仕組む力」と「仕掛ける力」を両方併せ持ち、それを循環させ、より高い次元へと到達する。
「この仕組む力」「仕掛ける力」をもたらすものが、「論理的思考」と「コンセプト思考」である。