① 書類・ファイリング その1

「超」整理法1 押出しファイリング (中公文庫)
野口悠紀雄氏の著書

押し出しファイリング

実践可能なファイリング手法、勝手に増えない管理法、時系列管理の整理法、という感じ。
使われない資料は押し出されちゃう、すなわち押し出しファイリング。
必要なのは封筒とある程度の棚スペースのみ。
 バッファ という概念を保管スペース・保管期間に徹底活用した考えですが、このバッファという概念は他にも色んなケースにおいてとっても重要です。
時間のバッファ、組織における人員のバッファ 等々、最近特にそう感じます。


最近の自分を振り返っても、一旦追い込まれてしまうと、焦ろうが頑張ろうがだいたい手遅れな場合が多い。もちろん結果的に仕事は何なりとこなせますが、労力の掛かり方が半端じゃない。
資料探し、調整、纏め作業 等々、一旦追い込まれてしまうと取り戻すのに労力が倍掛かっちゃう。


時間的なバッファを常に確保する、その事にもっともっと日常から神経使わんとアカン。そう切に思う近況ですね。



ちなみに、
組織論においてはこのバッファをスラック資源と呼び、不確実性がもたらすショックの緩和、部門間の調整の削減に繋がり、すなわち部門間対立・調整を減らし処理すべき情報量を減らすものとして重要視している。
程度にもよりますね。
私の場合、非定型的な業務、例えば社内的なプロジェクト業務なんかの際には、窓際族の人種をいかに使いこなすか、いかに使われてもらうか、という作戦をよく練ったりします。