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- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/03/26
- メディア: 単行本
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赤色;重要系、ここぞ!ちゅうとこ。
青色;普通にチェックするとこ。
(↑客観)
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(↓主観)
緑色;自分の主観でチェックしたとこ。主観そのもの。
マーキング、すなわち線を引いたり、印つけたり、書き込んだり、という行為を3色用いて一元化しようという提唱。
あの売れっ子 齋藤氏が20年来の取り組みの中で確立し、教育現場での効果も抜群というお墨付き。
改めて試してみると確かに良い。
効果を実感するのは、再読の時。色別で目に飛び込んでくる。これにより、マークしたときの気持ちが蘇る。
重要度という軸とは別に、主観/客観という切り分けがとても心地よい。意地でも緑マーキングをしたくなる..
赤/緑⇒著者/自分 という構図を描くことが、あっさりとできちゃう。
ペンを切り換えるカチカチいう音が思考のギヤチェンジに良い。としているが、コレは好かない。
周りの人に迷惑なケースが多いから。
これは、×ノック式、◎回転式のボールペンで解消できる。
でも..
音による効果は確かに説得力がある。
情報整理効果とは別に、こんな効果もある。
意識の中に3色を持ちながら読み進む、あるいは書き進む事で、集中が途切れない。
でもって、客観思考と主観思考を脳内に”同居”しやすい(気がする)。
”意味の含有率”とは、面白い言葉。
密度と言わないアタリ、売れっ子さんの凝り性なんかなぁ。
- 罪と罰 繰り返し繰り返し..